昨夏の移籍市場から引き続き、新たなセンターバックを求めるリバプール。32歳DFジョエル・マティプが今季限りで退団濃厚で、その代役確保に動き始めている。フリートランスファーで獲得できるフラムDFトシン・アダラビオヨやボーンマスDFロイド・ケリーらとともに、スポルティングDFゴンサロ・イナシオはトップターゲットと見られている。
リーガ・べウィンやチャンピオンズリーグなどを通じて、同クラブで通算150試合以上に出場を果たしているポルトガル代表DFは、2023年8月に結んだ新契約に、5100万ポンドの契約解除条項が付随されているとされる。
海外メディア『Football Insider』によれば、この条項を下回る金額で獲得ができる可能性があり、リバプールは4000万ポンド程度でアンフィールドに引き抜けるようだ。
所属クラブを率いるルベン・アモリム監督にもリバプール行きの可能性が高まっており、左利きのセンターバックは、指揮官とともにイングランドに渡るかもしれない。
今夏の移籍市場における補強ポイントであるセンターバックの中でも、現状のバックラインにはいない左利きのディフェンダーを加えたい意向を示すリバプールは、昨年の夏にもチェルシーDFレヴィ・コルウィルにも注目していた。
元シャルケDFだけではなく、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクも33歳を目前にしており、センターバック陣の世代交代にも取り組まなければならず、22歳のポルトガル人ディフェンダーは理想的な人材だ。
はたして、リバプールは今夏の移籍マーケットにおいて、かねてから狙うスポルティングDF獲得に成功できるだろうか…?