モハメド・サラーやルイス・ディアスに移籍の噂が飛び交っており、前者はサウジアラビア行きが報じられており、後者にはパリ・サンジェルマンやバルセロナが興味を示しているとの報道が出回っている。
いずれもまだ具体的な動きはなく、真意も不明。それでも、エジプト代表ウィンガーに関しては年齢もあり、次世代を担えるアタッカーが必要になる。サラー同様にウイングでのプレーを得意とする様々なフォワードの名前が浮上する中、リバプールの視線はスペインに向けられている。
スペイン紙『Diario AS』によると、リバプールはアスレティック・ビルバオに所属する21歳のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズをリストアップしており、トッテナム・ホットスパーやアストン・ヴィラと争奪戦を展開する可能性があるようだ。
この夏の移籍マーケットにおいて、5500万ユーロの契約解除条項が有効になることもあり、資金力で他のリーグに勝るプレミアリーグ勢が、優れたドリブル突破と類まれなるスピードを兼ね備える若きウィンガーに熱視線を送っている。
所属クラブとは2027年6月まで契約を残す同選手は、ラ・リーガで通算96試合9ゴール14アシストを挙げてきた。2022年にはスペイン代表に選出されると、ここまで13試合でピッチに立ち、2ゴールを決めている。
エジプシャン・キングの後継者に据えるには、得点力の低さが気になる。サイドから切り崩す役割を担えるものの、もしもコロンビア代表ウィンガーがアンフィールドを離れないのであれば、そこまでの必要性を感じない。
リバプールとしてはもっと得点感覚に優れたストライカーやウィンガーを優先すべきだろうが、はたして…?