アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航ら昨夏に獲得したミッドフィルダー陣が、いまやチームの中心的な役割を担っており、欠かせない選手になった。ステファン・バイチェティッチやカーティス・ジョーンズ、ハーヴェイ・エリオットらも控えており、盤石の中盤が揃っている。
この夏の移籍市場では、センターバックやウィンガー獲得に動き出すと言われるリバプールだが、攻撃的ミッドフィルダーへの関心も噂されている。ドイツ代表コンビ、フロリアン・ヴィルツやジャマル・ムシアラらとともに、モロッコの逸材も候補に挙げられてきた。
オランダ紙『Voetbalkrant』によれば、リバプールとトッテナムが同選手に対して関心を示しており、今夏での獲得にも乗り出す可能性があるようだ。他にも、アトレティコ・マドリードやバイエル・レバークーゼン、RBライプツィヒらも注目している。
ベルギーに生まれた19歳のミッドフィルダーは、KRCヘンクでレギュラーに定着。今シーズンもここまで44試合3ゴール8アシストを記録しており、カンファレンスリーグでも6試合でピッチに立った。モロッコ代表ではすでに12試合に出場した経歴があり、アフリカネイションズカップにも招集されていた。
ベルギーのみならず、ヨーロッパでそのポテンシャルが高く評価される若きミッドフィルダーは、ヘンクのトップチームで2シーズン目を過ごしており、新たなチャレンジに突き進む時期としては適切bなのかもしれない。
はたして、将来的にヨーロッパでも屈指の選手に成長する可能性があるモロッコ代表MFは、この夏にジュピラー・プロ・リーグからステップアップを果たすのだろうか…?