昨夏の移籍市場において、ミッドフィルダー陣の刷新を図ったリバプール。最後のピースとして、期限ギリギリで獲得したのが、バイエルン・ミュンヘンで出場機会に苦しんでいたオランダU-21代表MFライアン・フラーフェンベルフだ。
他の新加入選手に比べると、イングランドのサッカーへの対応が遅れた。レギュラー争いに加わることができず、ローテーション要員の立場が続くが、先日先発出場したフラム戦でプレミアリーグ初ゴールを奪うと、ウェストハム戦でも好調さを維持した。
シーズン終盤にかけてパフォーマンスを取り戻しているが、ガラタサライが同選手の獲得に関心を示しているとの報道が出回っていた。しかし、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、オランダ人ミッドフィルダーがトルコからの関心に左右されることはないようだ。
「ライアン・フラーフェンベルフは現時点で、この夏にリヴァプールを去るつもりはない。」
「トルコへの移籍は予定されていない。彼はリバプールで居心地の良さを感じており、次のシーズンも新監督の下で自分を証明したいと考えている。」
「契約は2028年まで残っている。今シーズンは35試合に出場して4ゴール2アシストを決めている。」
🚨Ryan #Gravenberch currently has no intention of leaving Liverpool in the summer!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) April 27, 2024
A move to Turkey is not planned. He feels comfortable at #LFC and wants to prove himself under the new coach in the upcoming season.
Contract valid until 2028. 4 goals and 2 assists this season… pic.twitter.com/yCZnbipxmj
今年の5月でまだ22歳と若く、プレミアリーグも初めてのチャンレンジ。獲得を熱望したユルゲン・クロップ監督がいなくなるが、後任には同じくオランダ出身監督が就任する。このタイミングで退団という考えは浮かばないはずだ。
来シーズンもレギュラー確保を誓い、イングランドでの戦いを続けるだろう…