今シーズンの大半を負傷で離脱し、契約もまもなく終了する元カメルーン代表DFジョエル・マティプは、このままアンフィールドを離れる。フィルジル・ファンダイクもベテランに差し掛かっており、いつ年齢による衰えが出始めても不思議はない。
センターバック陣の若返りを狙うリバプールは、昨年の夏から左利きのセンターバックに関心を示している。昨夏の移籍市場において、ロイヤル・アントワープからアイントラハト・フランクフルトに移籍したエクアドル代表DFウィリアム・パチョも候補に挙げられてきた。
ジャンルカ・ディ・マルツィオ(サッカー・ジャーナリスト)は、来シーズンに向けたリバプールの補強ターゲットのひとりであることを認め、レッズは獲得に向けて、すでに動き始めていると報じた。
2028年6月まで契約を結ぶセンターバックは、ブンデスリーガやカンファレンスリーグを通じて、40試合以上に出場を果たしており、6位争いを繰り広げるチームにおいて欠かせない人材になっている。
トップレベルでのプレーはまだまだ少ないが、22歳と若く、そのポテンシャルは誰の目にも明らか。ディフェンスだけではなく、スピードやプレス、パス、足元の技術と現代的なセンターバックも求められる能力を高いレベルで備えている。
はたして、リバプールは新たな南米の選手を迎え入れることになるのだろうか…?