今シーズン、32歳になったリバプールDFフィルジル・ファンダイクは全盛期のようなパフォーマンスを取り戻した。守備陣をまとめるリーダーシップに加えて、フィジカルやスピードにおいてもピッチの後方を支配する。
しかし、契約期間はこの夏で残り1年を切る。リバプールにとって、オランダ代表DFと契約更新が当面の目標だが、32歳DFジョエル・マティプの退団に伴い、新たなセンターバック探しを続けている。
英『the Sunday Mirror』によれば、2025年6月まで契約を残す元サウサンプトンDFに対して、ボルシア・ドルトムントら複数クラブが関心を示しており、元ドイツ代表で35歳になったマッツ・フンメルスに代わる最終ラインのリーダーに据えたいようだ。
ブンデスリーガ以外にも、スペインやイタリア、母国のオランダ、トルコからも興味が届いており、32歳センターバックの動向を追っている。一方で、リバプールに同選手を放出する意図は全くなく、来シーズンもアンフィールドでバックラインの統率を担うはずだ。
そして、この夏を通じて、2025年からの契約更新に向けた交渉を進める方針で、他にも同時期で契約満了となるトレント・アレクサンダー=アーノルドやモハメド・サラーの主力3名の去就が決まることになる。
はたして、オランダ代表のキャプテンは新たな契約を締結するのか、2025年の夏にフリートランスファーでの退団を決断するのだろうか…?