この夏にセンターバック確保を狙うリバプールは、今季限りで退団濃厚な元シャルケDFジョエル・マティプの後釜であり、長期的にバックラインを任せられる若きディフェンダーをリストアップしている。
右利きや左利きを問わず、ヨーロッパで活躍する数多くのセンターバックへの関心が噂され続けている。年齢もまちまちで、20歳前後もいれば、20代中盤の選手もおり、ニースに在籍する24歳DFジャン=クレール・トディボもターゲットのひとりと見られている。
レンタル期間を経て、2021年の夏に完全移籍すると、同クラブで100試合以上でピッチに立ってきた。不動のスタメンの座を掴み取っており、フランスでの評価の高まりによって、さらなるステップアップが近づく。
かつて同選手の代理人を務めていたBruno Satin氏は、トゥールーズでプレーしていた頃を思い起こし、同年1月のバルセロナへの移籍劇の舞台裏を告白。リバプールやユベントス、レバークーゼン、ナポリからも関心があったが、選手自身がスペイン移籍を希望したと明かした。
「(元ナポリのスポーティング・ディレクターの)クリスティアーノ・ジュントーリに尋ねられた。リバプールやユベントス、レバークーゼンもいたけれど、彼はバルセロナを望んだし、私たちは彼の意向を受け入れることにしたんだ。」
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バルセロナでは決して成功したとは言えない期間を過ごしたフランス代表DF。シャルケやベンフィカなどでのレンタル生活が主で、カンプノウでの出番は数えるほど。結果としては、スペイン行きは失敗に終わった。
リーグ・アンで本来のパフォーマンスを取り戻し、チームの中心的な人物に成長した。ふたたびヨーロッパの強豪クラブから興味が届く存在になった24歳のセンターバックは、2024年の夏に新たなチャレンジに歩み始めるのだろうか…?