アルネ・スロット監督の就任が近づくリバプールは、新たなチーム作りにも着手しており、この夏の移籍市場において狙うターゲットを選定中だ。センターバックやウィンガーが補強ポイントと言われており、メディアは多種多様なプレーヤーへの関心を報じている。
アタランタに所属するオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスの名前も幾度となく紙面を賑わせてきた。さらに、AZアルクマール時代に選手と監督という関係性だったふたりだけに、移籍報道はさらに加速している。
ところが、ベン・ジェイコブス氏（スポーツジャーナリスト）はその噂を否定し、リバプールは同選手をリストアップすらしていないと断言。また、採用プロセスはスポーティング・ディレクターらを巻き込んで実施されるため、スロット監督の意見が全面的に採用されることはないとも伝えた。
「アタランタのトゥーン・コープマイネルスは、噂があるものの、現在リバプールの候補には挙がっていない。コープマイネルスはAZでスロットの下でプレーしていた。」
「スロットは夏の計画を引き継ぎ、もちろん重要な発言権を持つが、選手をプッシュすることはおろか、まだ始動しておらず、リクルートの自主権はないだろう。」
「リバプールの採用モデルは共同作業だ。リチャード・ヒューズ、マイケル・エドワーズ、バリー・ハンター、デイブ・ファローズがこの夏の計画を指揮することになり、スロットが来たからといってターゲットが劇的に変わることはない。」
Understand Atalanta's Teun Koopmeiners is not currently on Liverpool's radar despite links. Koopmeiners played under Slot at AZ.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) May 3, 2024
Slot will inherit a summer plan, and naturally be an important voice, but he hasn't started yet let alone pushed for players, and won't have… pic.twitter.com/OV94FoGx2F
昨夏にミッドフィルダー陣を強化したリバプールだけに、2年連続で中盤を強化する未来は見えない。とはいえ、チアゴ・アルカンタラが契約満了でチームを去り、今シーズンの後半戦のバテ具合を見ていると、もう1枚を加えても良さそうではある。
オランダ代表MF以外にも、複数のミッドフィルダーとの関係が報じられており、獲得するにしても、誰に白羽の矢が立つかは分からない状況だが、はたして…？