この夏の移籍市場において、センターバックの強化を目指すリバプール。昨年からの続き、左利きのセンターバックへの関心が噂されており、スポルティングDFゴンサロ・イナシオやボーンマスDFロイド・ケリーら様々なディフェンダーがターゲットとして報じられてきた。
最近の報道で過熱しているのが、アイントラハト・フランクフルトに所属するエクアドル代表DFウィリアム・パチョだ。アーセナルらも興味を示す22歳のセンターバックに対して、リバプールが今夏での獲得を熱望していると、ドイツ紙『BILD』が伝えた。
また、2024/25シーズンはフランクフルトにレンタルバックされる可能性にも触れ、アンフィールドでのデビューは2025/26シーズンになることを示唆した。さらに、レッズは選手の価格が高騰する前に、迅速に取引を終結させることを狙っているそうだ。
2028年6月まで同クラブと契約を結ぶエクアドル代表DFは、昨夏にロイヤル・アントワープからブンデスリーガに活躍の場所を移した。初めてのドイツでのチャレンジにも見事に対応し、国内リーグでは1試合を除き、全試合でスタメン出場を果たしている。
左足を器用に扱い、現代的なセンターバックの典型とも言える能力を兼ね備える。フィジカル、1対1での強さ、前線へのフィード、スピードなど様々なスキルで高得点が期待できる若き逸材で、経験値さえ積めば、十分に世界的なセンターバックに化ける可能性を秘めている。
はたして、リバプールはいつものように早めに契約を取り付け、他のクラブがアプローチする前に、新たなチームメンバーとして迎え入れることができるだろうか…?