サウジアラビアから継続的な関心が届くエジプト代表FWモハメド・サラーに加えて、コロンビア代表FWルイス・ディアスにはフランスやスペインから熱視線が向けられている。新たな指揮官を迎えるリバプールだけに、決定機を逃すことも多いフォワード陣の刷新に着手するかもしれない。
ジェイデン・ダンズやベン・ドークら若手が台頭し始めているが、リバプールはブラジルで注目を集める18歳FWグスタボ・ヌネスの成長を見守っていると、スペイン紙『Fichajes』が報じた。また、同じくプレミアリーグのアーセナルやマンチェスター・シティも同様のスタンスのようだ。
左ウイングを主戦場に、鋭いドリブル突破に加えて、緩急のあるスピードで相手のディフェンスを切り裂く。得点力がずば抜けて高いわけではないが、カットインからゴールやアシストを狙うシーンも多く、所属するグレミオで新進気鋭のパフォーマンスを見せている。
現時点ではリバプールがこの夏、同選手との契約に躍起なる可能性は限りなく低い。ブラジル国内でももっと評価を高める必要があり、選手にとっても母国でトッププレーヤーになるのが最優先となる。
とはいえ、非凡な才能の持ち主なだけに、将来への投資という意味合いで獲得に乗り出すクラブは多いはずだ。はたして、グレミオの “ライジング・スター” は、今後どのようなキャリアを歩むことになるのだろうか…?