今シーズン限りで、リバプールを去ることが濃厚な元カメルーン代表DFジョエル・マティプ。ジャレル・クアンサーが台頭しているが、長くもタイトなシーズンを戦い抜くためにも、センターバックの枚数を揃えたいところ。
ヨーロッパ各国のトップリーグで評価を高めるセンターバックに関心を示しているが、スポルティングの20歳DFウスマン・ディオマンデの名前も頻繁にメディアを賑わせている。
同僚DFゴンサロ・イナシオに対する関心の方が強そうだが、ニューカッスル・ユナイテッドやチェルシーらとともに、同選手をモニタリングしていると、海外メディア『Football Transfers』が報じた。
2023年9月にはコートジボワール代表デビューも飾り、アフリカネイションズカップにも出場。所属クラブでは通算50試合以上でピッチに立っており、昨年から今年にかけての評価額は鰻登りで、ヨーロッパを代表する若手センターバックに躍り出た。
同紙は移籍金として8000万ユーロが求められるとしているが、2027年6月までの契約期間に加えて、複数クラブを巻き込んだ争奪戦になれば、さらに値段が釣り上げられるリスクがある。まして、センターバックの相棒、イナシオにも退団の噂が飛び交っており、同時に2枚のセンターバックを失うのは避けたいはずだ。
恵まれた体躯に、優れたアスリート能力で守備を支え、モダンなセンターバックに必要なテクニックも兼ね備える次世代を担うディフェンダーは、この夏の移籍市場において、ポルトガルからステップアップするのだろうか…?