2016年7月にシャルケとの契約満了に伴い、リバプールに加入した元カメルーン代表DFジョエル・マティプが、今シーズン限りでアンフィールドを離れることが濃厚。リバプールは新たなセンターバック確保に動いており、最終ラインの世代交代に向けて歩み出す。
オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクも契約が2025年6月までとなっており、この夏には契約更新に向けた交渉が迫っている。そして、今シーズン、左サイドバックとして活躍し、イングランド代表にも復帰した26歳DFジョー・ゴメスの去就にも注目すべきかもしれない。
英『Anfield Watch』によれば、元チャールトンDFは新たなチャレンジにも前向きで、クラブに適正金額であれば、オファーに耳を傾けることを希望しているようだ。一方で、移籍を強要するつもりはなく、2027年まで契約を結ぶクラブに残留することもやぶさかではない。
なお、移籍する場合には、出身地のロンドンに戻ることを優先しているとも伝えている。もしもイングランド代表ディフェンダーが退団するとなれば、リバプールにとって痛手であることは間違いなく、左右のサイドバックとセンターバックを任せられる人材探しは困難を極めるはずだ。
2015年7月にリバプールに加入し、ジョーダン・ヘンダーソンが去ったいま、アカデミー出身を除き、チームでも一番の古株。センターバックとしては序列が4番手になっているが、長いシーズンを戦い抜く中で、信頼できるバックアップ。
アンフィールドでの出場試合数は “200” をゆうに超えており、トップレベルでの経験も豊富。現時点で、リバプールが同選手の退団を容認するとは思えないが、26歳センターバックは新たな旅に歩みを進めるのだろうか…?