25歳GKクィービーン・ケレハーは、今季アリソン・ベッカーがしばらく離脱していた期間にゴールマウスを任されると、安定感抜群なプレーで起用に応えた。しかし、クラブの守護神が復帰したあとは出番が回って来ず、ベンチを温める試合が続く。
移籍マーケットが開くたびにアンフィールド退団の噂が飛び交う中、残留を決断してきたが、この夏には完全移籍が実現する可能性が高まっている。プレミアリーグの他のクラブであれば、レギュラーを張れるだけのキーパーだけに、売りに出されれば引く手数多だろう。
加えて、3番手GKアドリアンも契約満了に伴い、リバプールを離れることが濃厚。ブラジル代表GKの控えとして、また長期的にはライバルとしてゴールを守れる選手を探しているリバプールは、バーンリーで活躍するイングランドU-21代表GKジェームズ・トラッフォードに注目していると、海外メディア『Football Insider』が報じた。
最近の試合でこそスタメンの座を外されているが、プレミアリーグで28試合に出場し、トップレベルのリーグでの経験を積んだ。イングランドU-21代表でも17試合に出場を果たしており、国際舞台でも着実に経験を得ている。
幾度となく同選手が出場する試合をスカウティングしていると言われるリバプールにとって、安心してゴール前を任せられるゴールキーパーが必要だ。とはいえ、現時点では獲得に動き出すかどうかは分からない状況。
ビジャレアルGKフィリップ・ヨルゲンセンやサンダーランドGKアンソニー・パターソンらの名前も挙がっており、最低でも1枚はチームに迎え入れることになるだろう…