来シーズンのリバプールは、2015年からチームを率いるユルゲン・クロップ監督が退団する関係で、新たなチームに生まれ変わる。運営陣も様変わりし、主要なコーチ陣も刷新される中、今夏の移籍市場に向けた補強プランを計画している。
攻撃的選手に加えて、センターバックの確保を目指すリバプール。経験豊富なジョエル・マティプの退団に備える一方で、最終ラインの全体的な世代交代、そして現状で右利きばかりが並ぶセンターバック陣の新たなオプションとして、左利きのディフェンダーに熱視線を送っている。
海外メディア『Caught Offside』によれば、シーズンが始まって以来、終始関心が噂されてきたスポルティングDFゴンサロ・イナシオを巡り、リバプールが現時点でポールポジションに立っているようだ。加えて、移籍金は6000万ユーロになる見込みとも伝えている。
22歳のポルトガル代表ディフェンダーは、2020年からトップチームに昇格。今シーズンもチームの主軸としてプレーし、リーガ・べウィンやヨーロッパリーグを通じて、40試合以上でピッチに立ってきた。
スポルティングでは通算 “160” を超える試合に出場を果たしており、ポルトガル代表でも6試合でプレーしてきた。現代的なセンターバックは足元の技術にも長け、前線や中盤へのパスも一流。いまや世界でも有数の若手ディフェンダーに成長した。
他にもマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスル・ユナイテッドらも関心を示すポルトガル代表DFだが、この夏の移籍マーケットでステップアップを狙い、イングランドに降り立つことになるのだろうか…?