1997年の夏にクルー・アレクサンドラからリバプールに活躍の場を移したチェスター出身MFダニー・マーフィーは、アンフィールドで通算249 試合に出場し、44ゴール39アシストと見事な数字を残した。
10試合に満たないが、イングランド代表でもプレー経験を持ち、2004年にリバプールを退団してからはチャールトンやトッテナム・ホットスパー、フラム、ブラックバーンでプレー。2013年には現役から退くことを決断し、その後はコメンテーターとしてテレビの世界に軸足を移した。
いまは47歳となり、メディアでたびたび持論を展開している元イングランド代表MFだが、今回衝撃的な告白を行った。サッカーから離れた直後には、薬物やアルコールに依存気味になっていたと明かし、アドレナリン全開の生活からの移行に苦労していたと語った。
「サッカーがないと、悩みは大きくなる。」
「サッカーをしていると、アドレナリンやドーパミン、これらすべてが自分を前向きにさせ、エネルギッシュにさせてくれる。」
「コカインをやっていた時期もあったし、大麻も吸っていた。酒は、なくても生きていけた。アルコール依存症ではなかった。お酒がある家でも、飲まずにいられた。」
「しばらくはそうだった。だけど、酒がないと何もできないと思うようになったんだ。それは馬鹿げている。」
「最初は週に1回や2回、3日目も余分に飲めばなんとかなる。やがてそれが積み重なって、自分の心をつかむようになるんだ。」
Ben Heath Podcast