来シーズンに向けて、新たなセンターバックの確保を狙うリバプールは、ヨーロッパ各国のトップリーグで活躍する若手ディフェンダーに関心を寄せている。中でも、左利きのセンターバックを優先していると言われ、昨夏にはチェルシーと長期契約を結んだイングランド代表DFレヴィ・コルウィルにも接触していた。
また、スポルティングで評価を高め、ポルトガル代表での常連になった22歳DFゴンサロ・イナシオもトップターゲットとして報じられている。他にも、左利きのみならず、右利きのディフェンダー含めて、数多くの選手の名前が噂されている。
スペイン紙『Mundo Deportivo』によると、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドは、バルセロナの19歳DFミカイル・フェイに熱視線を送っており、獲得に向けてアクセルを踏み込む可能性があるようだ。
しかし、同紙はセネガル代表DFの代理人が、バルセロナのスポーツディレクターを務める元ポルトガル代表MFデコと話し合いの場を設けたとも伝えており、スペインに留まることが濃厚になっているそうだ。
19歳ながらも出来上がった身体付きに加えて、落ち着き払ったプレーぶりは10代とは思えない。激しくも鋭い球際でボールを奪い去り、現代的なセンターバックに必要となる前線へのパスや足元のテクニックも持ち合わせる。世界でも最高峰のレベルに到達できるだけのポテンシャルを有する。
まだトップチームでのプレーがなく、高いレベルでも同様のパフォーマンスを披露できるかどうかは未知数。とはいえ、非凡な才能は明らかで、プレミアリーグ勢の関心にも首を縦に振るわけもない。
はたして、セネガル代表DFは今後どのような輝かしいキャリアを歩むのだろうか…そして、その過程でイングランドでチャレンジすることはあるのだろうか…?