2019年にフリートランスファーとなったスペイン人GKアドリアンは、アンフィールドに新天地を求めた。加入当初こそ2番手GKを任されていたが、クィービーン・ケレハーの台頭もあり、3番手に降格。GK陣の兄貴的な役割を担い、ピッチでのプレーよりも精神的な支えとして立ち回る。
しかし、契約期間は今シーズン終了まで。リバプールは契約更新に向けた動きを見せておらず、そのまま退団する見通し。スペイン復帰を希望しているとも言われる同選手の後釜として、レッズは今季でサウサンプトンとの契約が切れる元イングランド代表GKアレックス・マッカーシーに関心を持っていると、英『Daily Mail』が報じた。
34歳のギルフォード出身GKは、イングランド南部のクラブで通算145試合に出場。レディングやブレントフォード、リーズ・ユナイテッド、クリスタル・パレスなど様々なクラブを渡り歩き、プレミアリーグやチャンピオンシップで多くの経験を持つ。
アリソン・ベッカーのバックアップとしては少し物足りなさを感じざるを得ない。アイルランド代表GKの去就も不透明な中、ブラジル代表GKが出られない試合で出場するよりも、アドリアンのようなロールが期待されているはずだ。
はたして、ベテランGKは来季、アンフィールドのピッチでプレーすることになるのだろうか…?