センターバック陣の負傷者が続出した2020/21シーズンを除き、多くの時間をリバプール以外で過ごす27歳DFナサニエル・フィリップス。今シーズンは前半戦をセルティックで、後半戦はカーディフ・シティにレンタルされている。
ウェールズの首都では加入直後からレギュラーに定着し、16試合で先発出場を果たしている。ボルトン出身のセンターバックは、カーディフで良い時間を過ごしており、来シーズンも同クラブでプレーしたい願望を明かしていた。
新たな監督を迎えるリバプールだが、空中戦で圧倒的な強さを見せるディフェンダーに居場所はない。近年は移籍市場が開くたびに退団の噂が飛び交っていたが、いずれにも実現しなかったが、この夏こそアンフィールドを離れるかもしれない。
英『the Mirror』によれば、今季チャンピオンズリーグで上位争いを展開するリーズ・ユナイテッドは、リバプールDFの獲得を狙っており、来季プレミアリーグでの戦いになろうとも、チャンピオンシップに残ることになっても、獲得に乗り出す可能性があるようだ。
リバプールとの契約期間が2025年6月までとなっており、今年の夏には残り1年を迎える。そもそも大金を要求できる選手ではなく、さほど高くない金額で完全移籍を実現できそうだ。
同クラブは今季トッテナム・ホットスパーからウェールズ代表DFジョー・ロドンをレンタルで獲得。ほとんど全試合でピッチに立ってきた27歳のセンターバックを完全移籍に移行したい意向であるものの、ロンドンのクラブは1500万ポンド前後を求めており、捻出が難しい。
はたして、ナサニエル・フィリップスは新たなクラブにローンではなく、完全移籍で加わることになるのだろうか…?