“リバプールのエース格” モハメド・サラーは年齢を重ね、以前のようなスピードやドリブルでの突破が難しくなっており、来シーズンにポジション変更やサウジアラビアへの移籍の噂が絶えない。それとともに、エジプシャン・キングの後継者探しが続いている。
PSVアイントホーフェンFWヨハン・バカヨコなどヨーロッパでも評価を高めるウィンガーをリストアップするリバプールだが、クリスタルパレスのマイケル・オリーセやバイエルン・ミュンヘンのレロイ・サネもターゲットとして報じられている。
現役時代には、アンフィールドで通算81試合3ゴール18アシストを決めた元イングランドU-21代表MFジャーメイン・ペナントは、古巣の補強計画に触れ、クリスタルパレスのアタッカーよりも、ドイツ代表のフォワードを狙うべきだと語った。
「(マイケル・)オリーセがモハメド・サラーの理想的な代役だとは思わない。」
「レロイ・サネのような経験豊富な選手が必要だ。彼はペースがあり、右でも左でもカットインする。エミレーツでプレーした時、彼は信じられないほど素晴らしかったし、アーセナルを引き裂いたんだ。」
「だから、もし彼がエミレーツでのアーセナルと同じようなことができれば、彼は素晴らしいサインになるだろう。彼はシティでプレミアリーグを知っている。だから私はオリーセよりもレロイを選ぶよ。」
DAZN
現実的な路線では、リバプールがどちらかの選手の獲得に乗り出す可能性は低い。ドイツ代表は年齢が高く、長期的な後継者になり得ない。フランスU-21代表ウィンガーについては、プレミアリーグ勢が争奪戦を展開することが予想され、移籍金が上振れするかもしれない。さらには、負傷歴も芳しくないのは気がかりだ。
はたして、新たな得点源を狙うリバプールだが、どのアタッカーを迎え入れるのだろうか…?