ジョエル・マティプが今季限りで退団し、フィルジル・ファンダイクもキャリアの終盤を過ごしており、次世代に向けた入れ替えが必要な時期に差し掛かっている。実際、リバプールのセンターバック探しは、昨年の夏から続いている。
チェルシーDFレヴィ・コルウィルやスポルティングDFゴンサロ・イナシオらが筆頭候補として報じられてきたが、最近ではアイントラハト・フランクフルトDFウィリアム・パチョの名前が急浮上し、この夏にも獲得に乗り出す可能性が高まっている。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、リバプールが同選手の能力を高く評価している事実を認めつつも、まだ獲得に向けた動きは見られていないと伝えた。
「今のところ、(ウィリアム・)パチョは彼らが注目している選手のひとりだと聞いている。彼らはアイントラハト・フランクフルトの状況をよく観察しており、プレーぶりを高く評価している。そして、本当に優れた才能を持った選手だと信じている。」
「リバプールはこの選手をスカウティングし、追いかけているが、クラブ間や選手側に対してクラブからの働きかけはまだない。まだ時期尚早だ。」
GIVEMESPORT
2023年7月にロイヤル・アントワープからフランクフルトに加入したエクアドル代表DFは、ブンデスリーガ開幕節からスタメンに定着。カンファレンスリーグなどを通じて、40試合以上で最終ラインを牽引してきた。
かねてから狙ってきた現代的な左利きのセンターバックだけに、リバプールの補強プランとも合うが、はたして獲得に動き出すのだろうか…?