ASローマから加入して以来、アンフィールドでゴールを守り続けてきたブラジル代表GKアリソン・ベッカー。シュートストップはもちろん、足元のテクニックやパス、飛び出し、パントキックなどスイーパーキーパーとしてトップレベルの実力を披露してきた。
チャンピオンズリーグやプレミアリーグも勝ち取り、2019年に創設された年間最優秀GKに贈られる賞、ヤシン賞の初年度の受賞者にも選ばれ、いまや推しも押されぬ世界的なゴールキーパーの地位を築いている。
そんなトップランクのゴールキーパーに対して、サウジアラビアが注目を強めている。ルディ・ガレッティ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、サウジ・プロフェッショナルリーグは巨額の給与や待遇を準備し、リバプールGKの引き抜きを画策しているようだ。
「PIF(サウジアラビア王国の政府系ファンド)はこの夏のメインターゲットにアリソン・ベッカーを含めた。」
「サウジ・プロフェッショナルリーグはトップレベルのGKを獲得するつもりで、ブラジル人選手が選ばれた。」
「彼を納得させるために、高額契約が準備されている。」
🚨🎯 The PIF included #Allison Becker among the main targets for this summer.
— Rudy Galetti (@RudyGaletti) May 20, 2024
🧤 The 🇸🇦 League intends to sign a top-level goalkeeper and the 🇧🇷 has been identified as the chosen one.
📃 A monstre contract is being prepared to convince him. 🐓⚽ #Transfers pic.twitter.com/6U8HuuvlfZ
リバプールがブラジル代表GKを手放すわけもなく、今回の報道は実現しない。まして、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーにも退団の可能性が浮上している中、チームを守護神まで変えるのは理想的ではない。
もしもオファーがあったとしても、レッズが応じることはないが、はたして…?