スコットランド代表DFアンディ・ロバートソンの負担を減らすため、左サイドバックの控えを探していたリバプールは、2020年の夏にオリンピアコスからギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスを獲得した。
パッションを全面に出すプレースタイルに加えて、左足からの正確なクロスでチャンスを作り続ける。プライベートでもリバプール訛りを勉強するなどサポーターからは、”グリーク・スカウサー” と親しみを込めて呼ばれている。
しかし、今シーズンはイングランド代表に復帰したジョー・ゴメスの活躍もあり、左サイドバックでの序列が下がった。プレミアリーグではわずか13試合にしか出場しておらず、スタメンの機会も8回しか巡ってきていない。
デイヴィッド・リンチ氏（英国人ジャーナリスト）は、28歳のサイドバックは出場機会の減少から移籍を希望する可能性を伝えた。そして、この夏の移籍市場において、目が離せない存在であるとも語った。
「コスタス・ツィミカスはこれまであまり報道されてこなかったが、彼は28歳で、シーズン後半はほとんど出番がなかった。」
「左サイドバックの序列において、ジョー・ゴメスが彼を上回っていた。今年こそ、移籍を決断する夏だと思う。」
「オファーが彼にとって適切でなければならないし、またそれがリバプールにとって適切でなければならないのは明らかだ。去年の夏、彼は新しい契約にサインしたばかりだが、それは彼の価値を守るためだったと思う。」
「まだそれについての進展はないが、絶対に目を離すわけにはいかない。コスタス・ツィミカスはもっとサッカーがしたいだろうから、この夏の去就はちょっとした話題になるかもしれないね。監督交代があったとしても、彼が他に行ってファーストチョイスになるチャンスはあるかもしれない。ここでそのチャンスが巡ってくるとは思えないからね。」
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