ブンデスリーガを無敗で優勝したバイエル・レバークーゼン。シャビ・アロンソ監督の手腕が高く評価される中、右ウイングバックを務めるオランダ代表DFジェレミー・フリンポンは、今季46試合14ゴール12アシストを挙げ、ヨーロッパでもトップクラスに成長を遂げた。
同選手に対しては、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが中盤にコンバートする可能性もあるリバプールが関心を示しているとの報道が出回っていたが、いまも関心は継続していると、海外メディア『Caughtoffside』が報じた。
マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリードらヨーロッパでも屈指のメガクラブも熱視線を送っており、この夏の移籍マーケットの主役になること間違いない。
問題はリバプールに同選手が得意とするポジションがないこと。ウィングバックのような攻撃的な選手を起用はしているが、右サイドバックとして守備においてもしっかりと戻り、対応が求められる。守備に絶対的な強さを持つディフェンダーというよりも、攻撃に比重を置くスタイルだけに、トレントと同じような感じになる可能性がある。
アルネ・スロット新監督のもとで、異なるフォーメーションや起用方法が出てくることもあるだろうが、現時点ではリバプールは23歳の超攻撃的ディフェンダーに躍起になる必要性はあまりなさそうだ。
はたして、オランダ人サイドバックは、レバークーゼンを後にして、どのクラブに移籍するのだろうか…?