ヨーロッパでも有望な若手DFゴンサロ・イナシオに対して、リバプールは継続的に関心を示してきた。チーム内にいない左利きのセンターバックを求めており、左足から多彩なパスを供給でき、最終ラインから組み立てができるポルトガル代表DFは理想的な人材だ。
他にもアイントラハト・フランクフルトDFウィリアム・パチョら結果を出している若きディフェンダーにも熱視線を送る中、マンチェスター・ユナイテッドも注目するスポルティングの22歳センターバックの去就に動きがあるかもしれないと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が今夏での移籍を匂わせた。
「彼ら(マンチェスター・ユナイテッド)が高く評価し、スカウティングしている選手のひとりが、スポルティングのゴンサロ・イナシオだ。」
「彼には6000万ユーロの契約解除条項がある。」
「ゴンサロ・イナシオはリバプールとマンチェスター・ユナイテッドにモニタリングされている。」
「この2クラブはゴンサロ・イナシオに興味を示しているが、彼らが正式な交渉を始めるかどうか見てみよう。しかし、興味は存在し、放出条項もある。」
「だから、ゴンサロ・イナシオは今夏の移籍市場を前に、非常に興味深い立場になるかもしれない。」
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ユルゲン・クロップ政権でバックラインを支えたベテランDFジョエル・マティプが契約満了で退団したリバプールは、その穴を埋めつつも、中長期的にディフェンスを支えられる若きセンターバックの確保を目指す。
昨年の夏にも人気銘柄となり、複数クラブからの関心が伝えられてきたポルトガル代表DFは、移籍市場の期間に新たな契約を締結。2027年6月までの契約延長に応じ、その当時の移籍は実現することはなかった。
センターバックとして、選手としても成長し、1年越しにプレミアリーグ挑戦の可能性が高まる中、リバプールはヨーロッパを代表するディフェンダーになれるだけのポテンシャルを持つ22歳DFの獲得に動き、移籍を成功に導くことができるだろうか…?