ジョエル・マティプが今シーズン限りでリバプールを離れ、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクも33歳を目前にしており、センターバック陣の世代交代を視野に入れなければならない時期に差し掛かっている。
基本的には左利きのセンターバックを狙っているリバプールだが、右利きのディフェンダーにも注目している。パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードが本腰を入れる18歳DFレニー・ヨロの名前も挙がっており、フランス人センターバックの去就が騒がれている。
リバプールからの関心について、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏はリールがいくらを要求するかによって各クラブの今後の動きが変わるとしつつも、現時点でレッズが積極的に動き出している事実はないと伝えた。
「以前にも述べたように、パリ・サンジェルマンとレアル・マドリードは絶対にヨロを獲得しようとしている。」
「リバプールが彼をスカウティングしているのも事実だが、現時点ではリールがどのような価格を要求するのかが重要で、どのクラブも基本的にはそれを待っている状況だ。」
「リバプールはこの夏、センターバックを補強する可能性があることは前も報じたが、ヨロのスカウティングとモニタリングがより本格的なものになるかどうか見てみよう。今のところは、トップタレントの通常のスカウティングに過ぎない。私の理解では、PSGとレアル・マドリードが彼の獲得レースにかなり力を入れているようだ。」
Daily Briefing
18歳ながらも、すでに60試合に出場を果たしており、フランスU-23代表にも選出。いまや世界でも屈指の有望株に躍り出た。資金力に劣るリバプールに勝ち目があるかは未知数だが、今後10年以上で第一線を張れる逸材だけに、加入すればレギュラー争いに加わるかもしれない…