リバプールが、ヨーロッパリーグ王者のアタランタから補強を画策している。シーズン中にも名前が挙がっていたブラジル人MFエデルソン獲得に乗り出しており、4500万ユーロでのオファーを提示したと、Jorge Nicola氏(ブラジル人ジャーナリスト)が伝えた。
セリエAで4位フィニッシュし、コッパ・イタリアなども通じて、今季53試合に出場した24歳ミッドフィルダー。セントラルミッドフィルダーを中心に、守備的MFとして稼働し、豊富な運動量でピッチ全体を走り回る。
ヨーロッパリーグではリバプールとの対戦も経験。ホーム&アウェイの両試合でスタメン出場を果たしており、合計で3対1で準々決勝通過に貢献した。決勝の舞台では、ブンデスリーガを無敗で優勝したバイエル・レベークーゼン相手に3ゴールで圧勝し、トロフィーを掲げた。
リバプールにとって、アタッカーやセンターバックが最優先の補強ポイントと見られていたが、31歳MF遠藤航とレギュラー争いのできる守備的MFの存在は必要不可欠。そこにブラジル人MFを起用する計算なのだろう。
しかし、19歳のスペイン人MFステファン・バイチェティッチに加えて、ハル・シティで目覚ましい活躍をしたタイラー・モートンや今季トップチームデビューを果たしたジェームズ・マコーネルらも控えており、どこまで同ポジションに予算を振り分けるかは分からない。
はたして、リバプールはアタランタMF獲得を加速させるのだろうか…?