昨年の夏の移籍市場に続き、リバプールは攻撃的ミッドフィルダーに注目している。ブンデスリーガを無敗で優勝を成し遂げたバイエル・レバークーゼンで攻撃を牽引するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツらゴールとアシストの両方で貢献できる選手をリストアップしている。
リバプールは他のミッドフィルダーにも関心を寄せている。左右のウィンガーでもプレーできるリヨンの20歳MFライアン・チェルキもターゲットに挙がっており、トッテナム・ホットスパーやパリ・サンジェルマンとともに、クラブに接触を図ったと、フランス紙『Sports Zone』が報じた。
リヨンのアカデミー組のフランスU-23代表MFは、2020年にトップチーム昇格。それ以来、通算141試合に出場し、17ゴール25アシストを記録している。フランスU-21代表では20試合で11ゴールを奪うなど前線で存在感を発揮してきた。
得点も取れるミッドフィルダーではなく、どちらかと言えばチャンスメーカー。リバプールにとっては、チャンスを演出する人材は多く揃っており、必要となるのは決定機を確実にゴールマウスにボールを押し込める選手だ。
そのプロフィールとはあまり一致しないだけに、リバプールがフランス人MF獲得に動き出す可能性は低そう。タイプとしてはゴール前にもっと顔を出せる選手が優先されるはずで、願わくば右ウィンガーを最優先させるだろう。
はたして、リバプールは新たなアタッカーとして、誰をアンフィールドに迎え入れることになるのだろうか…?