2019年、ウェストハム・ユナイテッドを契約満了で退団し、フリートランスファーでリバプールに加入した37歳GKアドリアン。アンフィールドでは通算26試合に出場し、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーが負傷している時期にゴールマウスを支えた。
しかし、徐々にアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーに2番手の座を奪われ、最近はほとんど試合に出れず、コーチのような立ち振る舞いに終始。今シーズン限りで契約満了となり、そのまま退団する見込みだったが、リバプールが新たな契約オファーを提示したとの報道が流れた。
スペイン紙『Mundo Deportivo』によると、元ウェストハムGKはリバプールから契約延長オファーを拒否する予定で、すでに話し合いを進めているレアル・ベティスに、クラウディオ・ブラーボに代わる3番手GKとして加入することに前向きなようだ。
2013年からイングランドでプレーしてきた同選手だが、それまではレアル・ベティスの下部組織で育ち、トップチームに昇格を果たした。同クラブでは通算で32試合でゴールマウスを守り、その後はスペインから離れていた。
母国復帰が濃厚になってきた37歳ゴールキーパーだが、最終的にどのような決断を下すのだろうか…?