アルネ・スロット新監督とともに、新たな時代に突き進むリバプール。モハメド・サラーの後継者としてのアタッカーに加えて、フィルジル・ファンダイクの後釜としてのセンターバックを探しており、世界で活躍する若きプレーヤーに目を向けている。
一方で、リバプールは守備的MFの強化にも目配せしており、アタランタMFエデルソンへの関心が報じられてきた。オファーも提示したという噂も流れる中、ファブリツィオ・ロマーノ氏はブラジル人MFの移籍は、同僚のオランダ代表ミッドフィルダーの移籍によって阻止される可能性を示唆した。
「リバプールがエデルソン獲得に乗り出したという情報も耳にしたが、私が今聞いているところでは、アタランタは正式なものを受け取っていないようだ。」
「興味を持っていることは知っているが、アタランタは絶対にこの選手をクラブに残したいと思っている。」
「なぜかというと、ユベントスがオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスの獲得レースをリードしているため、アタランタが彼を売却する可能性があるからだ。」
「チームはすでにコープマイネルスと個人的な交渉を進めており、アタランタのアイデアとしては、単に1人の選手を売ることだ。」
CaughtOffside
今シーズン、準々決勝ではリバプールを破り、そのままの勢いでヨーロッパリーグを制覇したアタランタ。決勝の舞台では、好調バイエル・レバークーゼンを圧倒。それらの試合で、中盤で奔走した両MFには強豪クラブが獲得に本腰を入れている。
リバプールにとっては、中盤の強化は最優先課題ではないものの、日本代表MF遠藤航の負担を考えると、あと1枚は同じレベルで戦える選手を迎え入れたいところ。
はたして、2022年からアタランタでプレーするブラジル出身MFは、新たな物語を始めることになるのだろうか…?