昨夏の移籍マーケットにおいて、リバプールは左利きのセンターバック確保に動いた。数あるターゲットの中でも、最有力だったのがチェルシーと契約延長に向けた交渉を行っていたイングランド代表DFレヴィ・コルウィルだ。
結果的にはロンドン残留を決断し、2029年までの長期契約を締結した21歳センターバック。リバプールはその後ディフェンダーを獲得することはなかったが、この夏の移籍市場では本格的に左利きのディフェンダー確保に乗り出している。
リバプールが依然として動向に注目しているチェルシーDFだが、ブンデスリーガからの熱視線が届いている。独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、バイエルン・ミュンヘンは、バイエル・レバークーゼンDFジョナサン・ターとともに、最有力ターゲットとしてリストアップしているようだ。
「バイエルン・ミュンヘンがレヴィ・コルウィルの移籍を真剣に検討している。」
「チェルシーに所属する21歳のセンターバックは、長い間バイエルンのリストに載っていた。」
「もしもジョナサン・ターの移籍がうまくいかなかった場合、コルウィルがバイエルンの最有力候補となる。また、続けての加入になる可能性もある。バイエルンにとって重要なのは、彼が左利きであることだ。」
「バイエルンとの最初の交渉が行われたと把握している。」
🚨🔴🔵 Exclusive | FC Bayern is seriously considering a transfer of Levi #Colwill!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 10, 2024
The 21 y/o center-back from FC Chelsea has been on Bayern‘s list for a long time / #CFC
If a move from Jonathan Tah doesn't work out, Colwill is the top alternative for Bayern. It's also… pic.twitter.com/Mu40EptVBA
トーマス・トゥヘル監督と袂を分ち、後任として就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督も今シーズンを持って退任。アメリカ人オーナーのもとで不安定な時期を過ごすチェルシーだけに、その将来を危惧する選手がいても不思議はない。
ただし、コルウィルに関してはチェルシーの下部組織で育った背景もあり、簡単には退団を希望するわけもなく、クラブ側も将来有望なディフェンダーを手放すわけもない。超高額な移籍金が必要になりそうだが、はたしてサウサンプトン出身DFがロンドンを離れる未来はあるのだろうか…?