ポルトから加入して以来、リバプールの前線で攻撃を引っ張り続けるコロンビア代表FWルイス・ディアス。巧みなテクニックに裏打ちされたドリブル突破に加えて、ディフェンスにも奔走できるウィンガーは、相手ディフェンスを切り崩すパターンのひとつになっている。
昨年は両親が誘拐されるなど悲惨な出来事に巻き込まれたが、それでもピッチで活躍を続ける姿勢はサポーターの心を打った。また、負傷者が相次ぐ中でも怪我せずにプレーし、今季は51試合で13ゴール5アシストを挙げた。
最近はバルセロナやパリ・サンジェルマンからの関心が報じられており、移籍が取り沙汰されている中、元ポルトの27歳ウィンガーはリバプールで満足していることを明かし、いまは開催迫るコパ・アメリカに集中していると語った。
「リバプールは最高のチームで、最高のクラブで、ずっとそこでプレーしたいと思っていたから、とても幸せだし、リラックスしている。他のことは何も考えていないし、今のコロンビア代表のことを考えている。」
Gol Caracol
ゴール前でのシュートや決定率は少し課題として残っているが、その他の部分ではリバプールの攻撃には欠かせない選手になっており、アルネ・スロット新監督のもとでも主力としての活躍が期待される。
現時点でリバプールに放出の意図は全くないが、予想を覆し、この夏スペイン行きは実現するのだろうか…?