エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者を探し求めるリバプール。今シーズンの終盤には得点力が低下した前線の強化も狙っており、ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェスにはバルセロナらが関心を示しているなど噂が飛び交っている。
ベルギー代表FWヨハン・バカヨコら現実的なターゲットが紙面を賑わせる一方で、非現実的なターゲットとしてレアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴの名前も報じられた。背景には、フランス代表FWキリアン・エムバペの加入もある。
スペイン紙『SPORT』によれば、リバプールは1億ポンドものオファーを提示したが、レアル・マドリードがそのオファーを拒否していたようだ。スペイン首都のクラブは、最低でも1億2700万ポンドの大金を要求している。
2019年の夏にサントスからスペインに移ったブラジル代表のウィンガーは、通算216試合で54ゴール41アシストを決めており、今シーズンは51試合17ゴール9アシストと大活躍。チャンピオンズリーグ制覇にも大きく貢献した。
来シーズンはフランス代表ストライカーの加入で出場機会の減少が危惧されており、新たなクラブを求める可能性が指摘されている。それでも、選手本人はマドリード残留を希望しているとも言われ、最低でもこの夏の移籍はなさそう。
まだ23歳と若く、キャリアの絶頂をこれから迎える選手だけに、数年後にはプレミアリーグに上陸する未来も描けなくはないが、はたして…?