モハメド・サラーやルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェスら主力のフォワード陣に対して、サウジアラビアやスペインからの関心が届くリバプール。現実的にはこの夏での退団は考えにくいが、シーズン終盤で得点力が落ちたアタッカー陣のテコ入れは課題のひとつだ。
とくに30代になってから、対峙するディフェンダーを振り切るようなパフォーマンスを見せれていないエジプト代表ウィンガーの後継者確保は急務で、左利きの右ウィンガーを中心に、様々なフォワードに注目している。
エジプシャン・キングとはプレースタイルが異なるが、RBライプツィヒで活躍するスペイン代表FWダニ・オルモも候補のひとりに挙げられている。今夏でのステップアップも噂される同選手だが、目の前にあるどんな可能性に対しても前向きな姿勢であることを明かした。
「あらゆる可能性を受け入れるつもりだが、いいヒントをあげよう。僕はEUROの初戦に集中している。」
まずは、EURO2024で結果を出すことが優先。アンフィールドではなくとも、移籍が実現する場合は、今大会後になる。財政難のバルセロナも関心を示す中、2020年から過ごすドイツのクラブを離れる確率も高い。
はたして、26歳のアタッカーは来季、新たなクラブで実力を証明することになるのだろうか…?