ユルゲン・クロップ監督の後を継ぎ、リバプールの監督の座に就くアルネ・スロット。選手の大幅な入れ替えこそ見込めないが、レッズは攻撃性能の高いアタッカーやフィルジル・ファンダイクの後継者にもなれるセンターバックを追い求めている。
攻撃陣については、今シーズンの後半戦にかけて、疲れもあったのか得点力が激減。プレミアリーグ優勝争いからの脱退のひとつの要因にもなったポジションの強化を目指し、またエジプト代表FWモハメド・サラーの後を担える人材をリストアップしている。
一方で、コロンビア代表FWルイス・ディアスにはバルセロナ行きが噂されている。選手はアンフィールドでの生活に満足していると伝えられており、チームにおいても重要なプレーヤーであるため放出はあり得ない。
それでも、スペインのクラブは諦めていない。スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、バルセロナは元ポルトのウィンガー獲得に向けて、ブラジル代表FWハフィーニャを犠牲にする準備を進めており、この夏の移籍市場でチームを退団する可能性があるようだ。
2022年にリーズ・ユナイテッドから加入した27歳のウィンガーは、同クラブで通算87試合20ゴール25アシストを決めてきた。今季も37試合で10ゴール13アシストを奪ったが、16歳FWラミン・ヤマルの台頭もあって、絶対的な立場を確立できていない。
ただし、バルセロナもいかなるオファーにも首を縦に振ることはなく、適切なオファーがあれば、今夏の売却もやむ無しと考えているそうだ。また、サウジアラビアからの提示にもすでに拒否しており、今後もさらなるオファーを待ち続けている。
リバプールのスタンスに加えて、バルセロナのお財布状況からこの夏に移籍が成立する確率は限りなくゼロに近いが、はたして…!?