昨夏から続く左利きのセンターバック探し。チェルシーDFレヴィ・コルウィルがお気に入りなのは周知の事実だが、所属クラブと2029年までという長期契約を結び、直近の移籍市場で動きが見られるとは思えない。
イングランド代表DFと同じように、長い間関心を向けていたのが、スポルティングDFゴンサロ・イナシオ。同選手も昨夏に契約延長に合意していたものの、リバプール以外にもプレミアリーグから関心が届いており、この夏にもステップアップする可能性が報じられている。
海外メディア『CaughtOffside』によれば、リバプールは昨年11月から熱視線を送るポルトガル代表DFをトップターゲットに据えており、今後数週間以内での交渉成立を目指し、水面下で動き出しているようだ。
ヨーロッパでも将来性の高いセンターバックは、これまで171試合15ゴール9アシストを記録。2023年3月にはポルトガル代表デビューを飾り、9試合でピッチに立ってきた。EURO2024のメンバーにも選出されている。
ジョエル・マティプがチームを去り、フィルジル・ファンダイクもベテランの域に差し掛かっており、センターバック陣の世代交代は避けられない状況。イブラヒマ・コナテやジャレル・クアンサーらとともに、アルネ・スロット政権で長期的に活躍できるディフェンダーを求めている。
左サイドバックでもプレーでき、ボール扱いにも長けたモダンなセンターバックだが、リバプールは他のライバルが本腰を入れる前に獲得を成立させることはできるのだろうか…?