ジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイク時代から、イブラヒマ・コナテやジャレル・クアンサーらとともに未来を担える新たなセンターバック確保に動いているリバプールは、ヨーロッパで実績を残す若手ディフェンダーに関心を示している。
数多くのセンターバックの名前が浮上しては消える中、新しい名前が挙がってきた。海外メディア『The Athletic』によれば、リバプールはボローニャに所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリにも目を向けており、獲得可能性を探るために、すでに接触を図ったようだ。
加えて、ニューカッスル・ユナイテッドやブライトン、ウェストハム・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパーらイングランド勢も興味を持っており、熾烈な獲得レースが展開されている。また、チアゴ・モッタ元ボローニャ監督が就任したユベントスも狙っている。
今シーズンはセリエAで5位フィニッシュを果たし、大躍進を遂げたボローニャにおいて、37試合に出場。EURO2024のイタリア代表にも選出されており、22歳の左利きセンターバックは着実な成長を手にしている。
一方で、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は同選手とユベントスが契約面で合意している事実を明かしつつも、クラブ間合意は難しい局面を迎えているとも伝えている。
「チアゴ・モッタとリッカルド・カラフィオーリは数週間前にユベントスと個人的な条件で合意しているが、ユベントスとボローニャの間では状況は複雑だ。」
「まず第一に、ボローニャはモッタがユベントスに加入したことに納得していない。だから、両クラブの間はかなり緊迫している。また、ボローニャは、セリエAで素晴らしいシーズンを送った選手が、EUROでもこの調子でプレーを続けることができれば、もしかしたら、もっと高額で海外に売却できるかもしれない、と考えているからだ。」
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