シャルケから加入し、長らくリバプールの最終ラインを支え続けた元カメルーン代表DFジョエル・マティプが契約満了に伴い、アンフィールドを離れる。ジャレル・クアンサーの台頭はあったものの、センターバックの枚数を揃えるためにも、新たなディフェンダーを求めている。
最優先は左利きのセンターバックだが、右利きのセンターバックも候補として報じられることも多い。そして、昨夏の移籍市場において、シュトゥットガルトから補強したリバプールだが、ふたたび同クラブに熱視線を送っている。
ドイツ紙『Sport Bild』によれば、リバプールはシュトゥットガルトでスタメンを張るドイツ代表DFヴァルデマール・アントンの調査を進めており、この夏にもディフェンスラインの仲間入りを果たす可能性があるようだ。
2027年6月まで契約を結ぶウズベキスタン出身のディフェンダーは、今季37試合に出場。キャプテンマークを任され、バイエルン・ミュンヘンをかわしてブンデスリーガで2位でフィニッシュしたチームに大きく貢献した。
同じくドイツのボルシア・ドルトムントやバイエル・レバークーゼンも関心を示す27歳のセンターバックは、2250万ユーロの契約解除条項を有しているそうで、獲得を狙うクラブはそれ以上の金額の支払いが求められる。
昨年の夏には、同じクラブから日本代表MF遠藤航をアンフィールドに連れてきたリバプールだが、2年連続でメルセデス・ベンツ・アレーナからの補強を実施するのだろうか…?