ロンドン出身のフランスU-21代表MFマイケル・オリーセは、レディング在籍時に非凡な才能を発揮し、リバプールも巻き込みプレミアリーグのクラブがこぞって獲得を狙う存在になった。結果的には、クリスタル・パレスが熾烈な争奪戦を制した。
22歳の攻撃的ミッドフィルダーは、ロンドンでは基本的には右ウィンガーとして起用され、右側からの崩しやカットインからのシュートはトップリーグでも屈指のレベルに成長。同クラブで通算90試合16ゴール25アシストを記録し、試合中も相手の脅威になり続ける。
英『The South London Press』によれば、昨夏にも移籍報道が過熱していたクリスタル・パレスMFだが、チェルシーが今夏の獲得に向けて早速アプローチを開始したようだ。また、リバプールやマンチェスター・シティも熱視線を送っているとも伝えている。
近い未来にはプレミアリーグを代表する右ウィンガーになれるだけのポテンシャルを有する若きアタッカーは、この夏にも確実に人気銘柄になる。上記の3クラブ以外にも関心を示すところは多く、高額な移籍金でのオファーが飛び交うはずだ。
エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者を探すリバプールにとって、適切な補強になり得る。同じポジションでプレーができ、右ウイングで新たな攻撃パターンをもたらせる。しかし、負傷癖は拭えず、毎シーズンのようにベンチ外にいる時間も長い。
負傷の根本的な原因をどのように評価するかにもよるが、リバプールがオファー合戦に飛び込んでいくようなクラブではないことも事実。それを避け、PSVアイントホーフェンFWヨハン・バカヨコらに注目を向ける方が確率は高そう。
はたして、レッズは今夏の移籍市場において、どのような補強を実施するのだろうか…?