バルセロナのカンテラで育ち、FC東京を経て、レアル・マドリード入り。スペインの首都では出番に恵まれず、ビジャレアルやヘタフェ、マジョルカでのレンタル生活を過ごした後、レアル・ソシエダに完全移籍した日本代表MF久保建英には強豪クラブが熱視線を向けている。
とくにプレミアリーグからの興味は根強く、アタッカー陣の強化を狙うマンチェスター・ユナイテッドやリバプールが動向に注目している。そして、同じくイングランドのトッテナム・ホットスパーが先手を打った。
スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、ノース・ロンドンのクラブは同選手を獲得するため、5000万ポンドのオファーを提示したものの、レアル・ソシエダはそのオファーを拒否した。さらに、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドも問い合わせを実施した模様だ。
レアレ・アレーナでは通算85試合16ゴール14アシストを挙げ、ヨーロッパでも有望な右ウィンガーとしての地位を手に入れた日本代表MF。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも経験豊富で、年齢も23歳と今後の成長も期待大。
上記3つのクラブは、右ウィンガーが手薄となっており、今夏の移籍市場において同ポジションの補強に動き始めている。中でも、トッテナムは強い関心を示しているそうで、2回目のオファー提示にも前向きだ。
日本代表でも35試合で4ゴールを奪っている若き攻撃的ミッドフィルダーは、スペイン残留が濃厚にも思えるが、はたしてイングランド上陸を果たすことはあるのだろうか…?