ベン・ドークやトレイ・ニョニら最近の移籍市場において、英国内で将来有望株を獲得し続けているリバプール。トレント・アレクサンダー=アーノルドやジャレル・クアンサー、ステファン・バイチェティッチらトップチームで活躍するアカデミー組も多く、昨シーズンにも多くの若手がトップチームデビューを飾った。
そして、リバプールはさらなる下部組織の強化を狙っている。トルコ紙『Aslinda』によれば、レッズはトルコに視線を向けており、カスムパシャに所属する18歳DFヤシン・オズジャン獲得に乗り出すようだ。
すでにスカウティングを行っており、所属クラブに対して獲得の意思を伝えている模様。ベシクタシュやフェネルバフチェら国内の強豪クラブも関心を示しているそうで、この夏にはトルコU-21代表DFを巡る争奪戦が展開されるかもしれない。
2022年の夏にトップチームに昇格すると、同クラブでは通算60試合に出場している。トルコU-21代表でも8試合でピッチに立っており、近い未来にはフル代表デビューも夢ではない。
左利きのセンターバックは、左サイドバックとしてもプレー可能。移籍金がおおよそ500万ポンドと安価で、他にターゲットとして報じられているディフェンダー陣に比べると予算を使わずに獲得できるのは大きな利点だ。
まだまだ経験不足は否めず、アンフィールドに加わったとしても若手扱いになる。レギュラー陣との競争に加われるかどうかは未知数で、トルコ国内で成長するのが優先にも思えるが、はたして…?