ジョエル・マティプの退団に加えて、フィルジル・ファンダイクに代わるディフェンダーリーダーを探すリバプールは、リールDFレニー・ヨロやスポルティングDFゴンサロ・イナシオら若手センターバックのスカウティングに余念がない。
一方で、アルネ・スロット新監督が就任するクラブにおいて、指揮官が嗜好するプレースタイルや戦術を理解しているフェイエノールトから選手を獲得する可能性も報じられており、EURO2024にも参加するスロバキア代表DFダヴィド・ハンツコも継続的にターゲットとして言われてきた。
スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、アトレティコ・マドリードが強い関心を示す同選手に対して、リバプールとレスター・シティが問い合わせを実施したようだ。また、評価額は3500万ユーロとも伝えている。
2022年にスパルタ・プラハからオランダのクラブに加入すると、これまで93試合11ゴール8アシストを記録している。スロバキア代表としても、38試合でピッチに立っており、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど大舞台も経験済み。
26歳とサッカー選手として決して若手とは言えず、他のターゲットに比べると年齢が高い。利点は移籍金が比較的安く、スロット監督との理解度が深いことだが、求めるプロファイルには似合っておらず、本格的に獲得に乗り出すとは思えない。
現時点では、アトレティコ・マドリードが最も有力な移籍先だが、26歳センターバックはどのような決断を下すのだろうか…?