昨シーズン、ボローニャで37試合に出場し、ヨーロッパ全土で評価を高めた22歳DFリッカルド・カラフィオーリは、2024年6月に待望のイタリア代表デビュー。EURO2024にも選出されており、グループステージ3試合でフル出場を果たし、ルチアーノ・スパレッティ監督のもとで全幅の信頼を受ける。
左利きのセンターバックを求めるリバプールは、この夏の移籍市場において、数多くのディフェンダーに接触。イタリア代表DFもターゲットのひとりに挙げられており、ユベントスからの関心も届いており、この夏にステップアップする未来が近づく。
英『Daily Mail』によれば、所属クラブのボローニャは後任探しを始めており、リバプールでの立ち位置が難しくなっている22歳DFセップ・ファン・デン・ベルフに関心を示しており、マインツやヴォルフスブルク、サウサンプトンらと争奪戦を展開する可能性が高まっているようだ。
ここ数年間はレンタル生活を送るオランダU-21代表DFは、昨季ブンデスリーガのマインツに在籍。カップ戦も含め、36試合に出場すると、ドイツ国内でもトップレベルのパフォーマンスを見せ付け、複数クラブからの注目を集めた。
選手本人はローン移籍していたマインツへの完全移籍ないしローン移籍を希望しているとも言われるが、アルネ・スロット新監督のもとで、ジョエル・マティプの代役としてプレシーズンに参加するかも知れず、具体的な動きは見られていない。
リバプールは同選手を売却する場合には、2000万ポンドの移籍金を設定している。年齢も22歳と若く、今後10年間は活躍できるだけのポテンシャルを有するセンターバックで、将来の活躍分も踏まえると、決して高い要求額ではない。
はたして、オランダ人センターバックは、どのようなキャリアを歩むのだろうか…?