ニューカッスル出身の19歳MFボビー・クラークは昨季、トップチームの選手に負傷者が相次いだことで、数多くのプレー時間を得て、充実したシーズンを過ごした。プレミアリーグやFAカップ、ヨーロッパリーグ、カラバオカップで多くの経験を積むことに成功。
順調な成長を遂げる若きミッドフィルダーだが、中盤の優秀な選手が揃うリバプールにおいて、来シーズンも十分な出場機会を得られるとは限らない。年齢的にもピッチでのプレーが必要となる同選手には、ローン移籍の可能性が持ち上がってきた。
英『Daveockop』によれば、若きリバプールMFに対して、レッドブル・ザルツブルクとRBライプツィヒのレッドブル・グループの2クラブが関心を示しており、1年間のローン移籍での獲得を狙っているようだ。
ユルゲン・クロップ監督のもとでアシスタントコーチを務めたペピン・リンダース新監督が就任したレッドブル・ザルツブルク。同選手の能力やキャラクターなども把握しており、チームに馴染みやすい環境が整っているかもしれない。
RBライプツィヒは少しレベルが高く、ブンデスリーガでの戦いとなるため、レギュラーの座を確保する難易度も高い。シャビ・シモンズらのように、見事にフィットした場合には、急成長も見込める。
他にもダービー・カウンティらイングランド国内の複数クラブも関心を持っており、これからの成長も踏まえると、レンタル移籍が理想的。スタメンとして扱ってくれるクラブ探しが今後の課題となるが、19歳のミッドフィルダーは来季どこでプレーすることになるのだろうか…?