ユルゲン・クロップ監督の後を引き継ぎ、リバプールの指揮官に就任するアルネ・スロット監督。フェイエノールト時代には国内リーグと国内カップを制覇し、オランダで実力を磨き、実績も積み重ね、アンフィールドで指揮するチャンスを手に入れた。
そして、フェイエノールトからプレースタイルを熟知するプレーヤーを獲得する可能性もあり、トレント・アレクサンダー=アーノルドの負担を軽減させ、センターバックとしてもプレー可能なオランダ代表DFルシャレル・ヘールトロイダもターゲットとして報じられてきた。
オランダ紙『De Telegraaf』によれば、リバプールが関心を示す23歳の右サイドバックに対して、今シーズンの最終節までマンチェスター・シティと優勝争いを繰り広げたアーセナルも興味を持っており、今夏の移籍市場におけるトップターゲットに据えたようだ。
ミケル・アルテタ監督はベン・ホワイトの負担を和らげるためにも、ロッテルダム出身DFをチームに加えて、戦力の強化を狙う。2023年の夏には、同じくオランダからユリエン・ティンバーを確保しており、強固な最終ラインのさらなる進化を目指している。
リバプールも、ディフェンスに難のあるイングランド代表DFに代わる右サイドバックの必要性が存在しており、来シーズンには守備的ミッドフィルダーにポジションを変える可能性もある。コナー・ブラッドリーやジョー・ゴメスも在籍するが、ジョエル・マティプの代わりという認識も含めれば理にかなった補強になり得る。
今夏でのステップアップが叫ばれる23歳のディフェンダーは、どのようなキャリアを歩むのだろうか…?