昨シーズンが始まる前、リバプールは中盤の大型補強を敢行し、合計で4人のミッドフィルダーをチームに迎え入れた。平均年齢もグッと下がり、アルネ・スロット監督が率いる時代に向けた下地が整った。
ただし、不安要素がないわけではない。日本代表MF遠藤航はすでに30歳を超えており、19歳MFステファン・バイチェティッチは昨季を棒に振っているだけに、どこまでパフォーマンスを取り戻せるか未知数な部分も多い。
そうした状況において、守備的ミッドフィルダーへの関心が噂されている。昨夏の移籍市場で興味を持っていたウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテの代理人は、パリ・サンジェルマン残留はあり得ないと明かし、数多くのクラブにリバプールも含まれていると認めている。
「リバプール？話題は多いけど、唯一のクラブではない。」
「話はたくさんあるが、そのクラブについてはまだわからない。テーブルの上には多くの選択肢がある。」
「彼がここに残らないのはほぼ確実で、出て行くのは間違いない。状況は解決すると信じている。」
O Jogo
スポルティングに在籍していた頃、通算で85試合に出場し、その実力をヨーロッパで証明すると、複数クラブの争奪戦の末、フランスの首都に活躍の場を求めた。加入当初こそレギュラーの座を確保したものの、徐々に存在感は薄れ、チャンピオンズリーグの重要な試合ではほとんどピッチに立てなかった。
1年間でパリを離れる可能性が高まっている守備的MFだが、その移籍先はアンフィールドになるのだろうか…？