ベルギー代表FWヨハン・バカヨコやオランダU-21代表FWクリセンシオ・サマーヴィル、ウルブスFWペドロ・ネト…フォワード陣に新たな風を吹き込む見通しのリバプールは、ヨーロッパで実績のある若手アタッカーに関心を寄せている。
そして、そのリストに新しい名前が追加された。スペイン紙『Fichajes』によれば、リバプールはロンドン出身のアタランタFWアデモラ・ルックマン獲得に前向きで、この夏にも正式オファーを提示する可能性があるようだ。
エバートンやフラム、レスター・シティでもプレーしたキャリアを持ち、プレミアリーグでも96試合に出場し、11ゴール6アシストを決めている。2022年の夏からはアタランタに活躍の場を移し、イタリアのクラブで通算78試合32ゴール18アシストと見事な数字を残した。
昨シーズンは、セカンドストライカーやセンターフォワード、左ウィンガー、攻撃的ミッドフィルダーなど様々なポジションでプレーし、前線でユーティリティ性を発揮しつつも、17ゴール10アシストと攻撃陣を牽引。ヨーロッパリーグ制覇にも大きく貢献し、バイエル・レバークーゼンとの決勝ではハットトリックを奪って見せた。
もともとチャールトンの下部組織に在籍しており、イングランドのサッカーが屋台骨を支えており、スピーディなサッカーにも適応できるはず。イタリアでの経験を糧に、世界的なストライカーに成長したエジプト代表FWモハメド・サラーの事例もある。
はたして、前線の強化に取り組むリバプールは、ヨーロッパリーグ覇者から引き抜きを実施するのだろうか…？