アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが、2015年から在籍するリバプールを退団する可能性が高まっている。この冬にはノッティンガム・フォレストがオファーを出しており、今夏の移籍マーケットでも獲得に動き出すことが噂されている。
昨シーズンはブラジル代表GKアリソン・ベッカーが負傷離脱していた期間が長く、2番手GKにとっては出場試合数も増え、充実したシーズンを過ごした。しかし、25歳になったコーク出身GKはレギュラーとして活躍できるクラブを求めており、クラブを変えるべき時期が迫っている。
リバプールは退団に備えて、様々なゴールキーパーに注目。スペイン紙『Marca』によれば、バレンシアに所属するジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリもリストアップしており、アリソンの長期的な後継者候補としても獲得に動き出す可能性があるようだ。
ニック・ポープが長期離脱し、2番手のマルティン・ドゥブラフカとの契約も2025年までに迫っている。そうした背景からも同クラブはゴールキーパーの確保に動いており、スペインのクラブに対して2100万ポンドのオファーを提示したものの、その提案は拒否された。
EURO2024でも大活躍の23歳のゴールキーパー獲得に向けた動きを止めることもなく、今後も継続的にオファーを出す見通しだ。ただし、ヨーロッパの舞台での好パフォーマンスによって、移籍金が吊り上がるかもしれない。
はたして、バレンシアの守護神は今夏、イングランドにステップアップを遂げるのだろうか…？