アルネ・スロット新監督を迎えて、新たな時代に進み始めるリバプール。ジョエル・マティプが退団したセンターバックの補強に加えて、シーズンが進むにつれ、得点力の落ちたフォワード陣のテコ入れを検討しており、様々なアタッカーに関心を示している。
アスレティック・ビルバオで活躍するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズも継続的にターゲットとして報じられてきたが、リバプールは左ウィンガーを狙っていないとの報道も出ている。さらに、選手本人はバルセロナ移籍を希望しているとも言われ、アンフィールド行きは非現実的だ。
それでも、現役時代にリバプールの右サイドバックとして躍動し、イングランド代表でも多くの試合でプレーしたグレン・ジョンソンは、EURO2024でのプレーを受けて、古巣クラブは獲得に動くべきだと語った。
「クラブレベルではあまり見たことがないが、スペイン代表としてユーロに出場した彼のプレーには感銘を受けた。素晴らしい選手に見えるが、主要大会で好成績を収めた選手の移籍の可能性について話すのは、いつも気が引ける。」
「選手たちは長い間この大会を楽しみにしてきたし、ほとんどすべての試合が決勝トーナメントになる。アスレティック・ビルバオで毎週活躍しているのであれば、それは称賛に値する。」
「しかし、メジャーな大会では試合数が少ないため、誰もが良いプレーを見せることができるもので、クラブがEUROでのパフォーマンスだけを根拠に選手と契約すべきではない。もし彼が今やっていることが普段のレベルなら、リバプールは間違いなく彼と契約を結ぶべきだ。」
Betfred
ルイス・ディアスやコーディ・ガクポ、ディオゴ・ジョッタら左のウイングを担当できるフォワードは多く、ベン・ドークやハーヴェイ・エリオットら若手もプレー可能。人材は揃っており、これ以上の補強は必要ない。
最も欲しているのは、左利きの右ウィンガーで、将来的なエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者。スピードやドリブルで相手ディフェンスを振り切れなくなった同選手に代わり、アンフィールドを歓喜に導ける選手をチームに迎え入れることだろう…