1年前の夏、コリンチャンスからノッティンガム・フォレストに加入したブラジル人DFムリージョは、プレミアリーグ初挑戦ながらも好パフォーマンスを披露。シーズンを通して、36試合に出場し、その評価は高まり続けている。
センターバックとしては小柄ながらも当たり負けしないフィジカルやスピードを持ち、現代的なディフェンダーに求められる足元のテクニックも兼ね備える。最終ラインからのボール出しも魅力的で、前線につけるパスはトップレベルだ。
英『Metro』によれば、チェルシーが獲得に向けて攻勢を強める22歳DFだが、プレミアリーグの強豪クラブであれば加入に前向きなようで、リバプールやアーセナル、マンチェスター・シティからのオファーには応じる姿勢を見せている。
ノッティンガム・フォレストの要求額は5000万ポンド前後と見られ、チェルシーは2選手を含めたオファーを出し、クラブ間合意に向けた動きを活発化している。ベテランDFチアゴ・シウバの退団もあり、補強ポイントに挙げられている。
リバプールとの関係も一時期報じられていたものの、その後は音沙汰なし。移籍市場が開いた現時点でも、アンフィールドのクラブからの関心を伝えるメディアやジャーナリストは見当たらず、あくまで噂に終わりそうだ。
アーセナルやマンチェスター・シティも同選手の獲得に向けて具体的な行動に移っているとの報道は出回っておらず、今のところはイングランド国内で移籍する場合、スタンフォード・ブリッジ行きが濃厚。
プレミアリーグ以外には、アトレティコ・マドリードも熱視線を送ると言われるブラジル人センターバックだが、1年間の在籍のみで同クラブを後にするのだろうか…?