モハメド・サラーやルイス・ディアスらに移籍の噂が付き纏うリバプールは、世代交代を念頭に新たなアタッカーの確保を目指している。ウィンガーに限らず、センターフォワードや攻撃的ミッドフィルダーら多種多様な選手の名前がメディアで報じられてきた。
アルネ・スロット新監督が昨シーズンまで在籍していたフェイエノールトからも数多くの選手との関係が噂されてきた。サンティアゴ・ヒメネスやクインテン・ティンバーらもゴシップ記事のネタとして扱われる中、ブラジル人FWイゴール・パイシャオンにはソーシャルメディアで、リバプール移籍に関する質問が飛んでいるようだ。
しかし、元ブラジルU-23代表のウィンガーはその話題を静観していると語りつつも、アンフィールドで新たなチャレンジに取り組む元指揮官のオランダでのサポートに関して感謝の言葉を述べた。
「僕はソーシャルメディアに耳を傾け、見守っている。」
「たくさんの人がいつも僕をタグ付けして、こう聞いてくるんだ。リバプールに行くの?ってね。」
「僕は何も知らないし、ただ待っているだけだよ。」
「でも、オランダのサッカーはクールだよ。インテンシティの違いは大きい。」
「彼は僕がここに来るのを助けてくれたし、僕の成長を助けてくれた。」
「すべてがうまくいってよかった。彼は僕らのチームで並外れた仕事をしてくれた。」
「ただ彼に感謝し、リバプールで成功することを祈るだけだ。彼がいなくなるのは寂しいが、これからも働き続けなければならない。」
Globo Esporte
現時点では、24歳の左ウィンガーはターゲットに含まれておらず、リバプールが獲得に動き出すことはない。さらに、左のウイングはディアスやコーディ・ガクポらがおり、チーム内において過剰供給気味なため、優先度は低いようにも思える。
とはいえ、ニューカッスルFWアンソニー・ゴードン獲得に向けた交渉には応じており、能力がポテンシャルが高ければ、移籍が成立するしないに問わず、獲得に本腰を入れる可能性も否定できない。
はたして、スロット新監督は古巣クラブから新戦力を迎え入れることはあるのだろうか…?